5月23日(土)、私はまたしても、大きなミスをやらかしてしまいました。それも二度目というのだから呆れかえります。
どいうことかといいますと、我が家のマスコットバード(セキセイインコ)のショータローを私の不注意により屋外に取り逃がしてしまったことです。
ショータローは2016年11月に市内の小鳥店で生後1ヶ月の時に購入したオスのインコですが、実はショータローは我が家では三代目の小鳥でした。
初代は白色のオカメインコで名前はエンタローといいました。我が家には8年ちょっと居ました。ました…と過去形になっていますのは、私が今回取り逃がした今回のショータローの場合と全く似たようなケースでたが、エンタローが私の肩にとまっていたのを、ついうっかり私が忘れてしまって肩に乗せたまま屋外にでてしまうという凡ミスを犯してしまった為にそのまま青空高く飛んで行ってしまったという次第…
【エンタロー】


気がついてあっと叫んだ時には、とき既に遅く呼べど叫べど戻ってきてはくれませんでした。
今回のショータローの場合と全く同じケースでした。エンタローは我が家で初めて飼った小鳥だったし、8年も一緒にいましたので、愛着があり家族で可愛がって大切に育てていただけにその喪失のショックはかなり大きいものがありました。家の近所を何時間もかけて探し回りましたがとうとう見つけ出すことはできませんでした。
それでも私達はどうしてもエンタローのことを忘れることが出来ず、宮日新聞の探し物広告欄に写真入りで掲載してもらったり、いろんなことを試してみました。 広告を掲載してもらった後は、何か反応がないかと期待して毎日毎日必死な思いで待っていましたが、残念ながら何の反応もありませんでした。
それからしばらくの間は時々思い出しては、何かしらの反応が無いかと期待して待っていましたが、残念ながらそれは徒労に終わってしまいました。 そうやって暫く様子をみていましたが、いくら待っていても何の連絡もなかったので、流石にもうこれまでかと諦めました。 それでもどうしてもエンタローのことが忘れられず、エンタローのような小鳥をもう一度飼ってみたいと思うようになり、オクサンともう一度飼ってみないかと話し合ってみました。
オクサンとしてはその時にかなりつらい思いをしたので、もう一度同じような思いをするのはいやだということで反対されました。
私としましては、その時エンタローが居なくなったのは私の所為でしたからそれ以上強くはいえませんでした。 それでもいなくなってから一年以上経ったある日、どうしても小鳥を飼ってみたくなりオクサンともう一度話し合って説得し、市内の小鳥屋さんに出かけて行ってエンタローのような小鳥が居ないかと探し回ってみました。
最初探した時にはエンタローと同じオカメインコの中には私達が気に入ったような小鳥を見つけることはできませんでした。 但しセキセイインコの中に羽の色がきれいで可愛らしい小鳥をみつけましたので、予定を変更しオカメインコではなく今度はセキセイインコを飼うことにしました。
二代目の小鳥は初代のエンタローにならって名前をエンジローと名付けました。
【エンジロー】


エンジローについてはその後のブログで散々書いてきまたように大変可愛がってきたのですが、飼って暫くたった時、私達が目を離した隙に水の入ったコップの中に落ちてしまい水死させてしまいました。
エンタロー同様にカタコトでおしゃべりしていましたし、私達の肩の上に飛び乗ってくるなどその仕草が可愛くてエンタロー同様家族での一員として可愛がってきたのですが、悔しいことにエンジローについては短命に終わらせてしまうことになってしまいました。悔やんでも悔やみきれない気持ちで裏庭の片隅に小さい墓を作って供養しました。
エンジローの生存中のことについては写真も沢山撮りましたし、ブログにもかなりとりあげましたので興味のある方はそれらをご覧いただければと思います。
その後は、私達にとって小鳥のいない生活というのは考えられなくなってきており、必死にオクサンに頼み込んで我が家の3代目を飼うことになりました。 それが、今回私の不注意で失ってしまったショータローです。 エンジローについては不幸な死なせ方をしましたので、もう飼うのはやめようかどうしようかと散々迷いましたが、小鳥に対する愛情は募る一方で忘れがたく、結局はまた飼うことになりました。 種類はオカメインコにするか、他の小鳥にするか散々迷いましたが、結局はオカメインコではなくエンジローの名残りの残るセキセイインコにしました。
そして今回の我が家の3代目ショータローにつきましては、2016年11月にエンジローを購入したと同じ小鳥店で買い求めました。従いましてショータローはその時以来飼い続けきましたのでて7年ちょっとの間我が家で飼っていたことになります。エンタローに次ぐ長さでした。
そして3代目のショータローにつきましてはその名前は私達が大好きな米大リーグの大谷翔平から一字をもらって翔太郎(ショータロー)という風に決めました。
【ショータロー】


ショータローの場合はエンタローと性格が違っており、同じセキセイインコではありましたが結構きかん坊で、私の言うことなど一度で素直にいうことをきくようなことは殆どありませんでした。 但しオクサンに対してだけは、彼女が甘やかしたからだと思いますが、べったりくっついてなかなか離れようとはしませんでした。オクサンも我が子に接しているかのように本当に可愛がっていました。私としましては過保護すぎるのではないかと気になっていましたが、虐待しているわけではないので、まあいいかと見て見ぬ振りをしていました。
そんなこともあってかショータローを逃がした時には大きなショックを受けたオクサンが私に対して『どうして逃がしたの?』と食ってかかってきました。
私自身もショータローが逃げ出したことについてはショックを受けていましたし、オクサン程ではなかったかと思いますが、ショータローのことは私なりに充分可愛がってきたつもりですので、頭にきて『俺だって逃がしたくて逃がしたわけじゃない!』と強く言い返しました。
それでも現実にショータローを逃がしてしまったのは間違いなく私でした。誰かに文句を言わなきゃ収まらないであろう彼女の気持ちを考えると、これは自分が折れるしかないだろうなと思い直してそれ以上は反論しませんでした。
そんなこんなで我が家ではエンタローからショータローまで3羽の小鳥を飼い続けてきました。どの小鳥も忘れることのできないほんとに我が子のような小鳥たちでした。エンタロー~エンジロー~ショータローの3羽ですが、問題はこれから先ショータローの後釜をどうするかという問題。流石に今はショータローがいなくなってから日にちがたっていません。
いなくなって寂しいからということで直ぐに後釜を探すというのでは余りにも節操がない気がしてショータローに申し訳ないような気がします。かといって残り少ない私の少ない余生をマスコットバードのいないままの人生を送るしかないかと考えるとそれだけで気分が滅入ります。はてさていったいどうしたものでしょう?
暫く時間をかけて考えてみようと思っています。(哲)