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新おっさんの独り言

私の日記帳

ずっと以前にも書いたかと思いますが、私は小学校4年生の時から毎日、自分で日記をつけています。そしてそれを何十年も経った現在まで中断することなく書き続けています。そもそも『日記』という位ですからこれは毎日書くの当たり前といえば当たり前の話なのでしょうが、それでもこんなに長い間休むことなく書き続けてきたというのは、我ながらよくやってるなあと感心し、これだけは自分で自分を褒めたいと思っています。

始めたきっかけというのは小学4年生の夏休みの宿題!          宿題ということで学校に提出しなければならないということから何となく始めてみましたが、いったんやり始めるとこれが意外と面白く、いわゆる嵌(は)まってしまったようで、宿題が終わった後でも自分でノートを買ってきて、そのまま引き続き自分用の日記を書き続けました。

実際問題として私自身は、そんなに粘り強い性格ではありませんし、自分でもどうしてここまで続けてこれたかということはよく覚えていません。                     しかし、いづれにしろどういうわけかは自分でもよくわからないままに、この日記についてだけは毎日書くのが私にとりましては当たり前のようになってきたみたいで、毎日の食事をとるのと同じように常態化し以後ずっと続けているから不思議です。

何事に対しても結構飽きっぽい私であるにも拘わらず、どういうわけかこの日記帳だけは現在のこの歳になるまで、殆ど1日も休むことなく書き続けてきたものですから、よくもこんなに長い間続けてこられたものだと自分でも驚いています。

先日、ひょんなことから、ふと思い立って私が書き続けてきた日記帳を一ヶ所に集め整理してみました。           一年に一冊のペースで休みなく書き続けてきているわけですから、年齢を重ねてきた今ではトータルで数十冊を数えるまでに増えています。

                             小中学校の宿題以降は本屋で当用日記帳を買ってきてそれにいろんなことを書き連ねていくこととし、書いたものは自分の部屋の本棚に並べて保管してきました。                      最近ふと気になって、これ迄保管しつづけてきたものを何十年ぶりかで手に取って開いてみてみました。途中から何年分かは3年当用日記を使ったりもしましたが、それでも一ヶ所に集めてまとめてみると何十冊もの結構なボリュームになりました。      

たまたま今回、最初に私が手に取ったものは、1985年の当用日記でした。その時の私は既に社会人として働いていました。 昔も今も変わりなく汚い文字が並んでいましたが、それでも当時の私はお陰様で一応会社のそれなりの地位で働かせてもらっていたようです。

当時のことを思い出しながら読み進んでいくとあれやこれやと時代の移り変わりが思い起こされ、懐かしい気持ちがいっぱいで読み続けていきました。

私がこの時読んだ日記に書いていた内容の特徴としましては、とにかく女性に関する記述が多いということが挙げられるかと思われます。かといって、それはいかに自分がモテタかといったような楽しい内容ではなくて残念ながら殆ど私の片想いのオンパレード!                           それでも恋をするというのは、それが両想いでなかったとしても結構楽しいものですよね。                 中には相手の方のことを何ページにもわたって詳しく書いていたにも拘わらず、詳しく書いたけどこの女性はどんな人だったっけ…といった具合に今では女性の名前と顔が一致しないというケースが何件かありました。                   それでも漠然とした記憶ではありますが、日記に女性のことについて長々と書いていたということは、こんな自分にもそれなりに青春らしきものはあったのかもなと思うと幸せな気分になるものです。                          まだ、現時点で読み終えている日記帳はほんの一部でしかありません。ということは、このあと読み続けていける日記が沢山残っているということなので、その後の私の青春がどのような変遷を続けていったのか読んでいくのが非常に楽しみです。

このあと読むペースを上げていかなければと思うのですが今までの読んできた分と、残っている分とを考えると結構大変みたいですが、それでも喜びの方がはるかに大きい気がしています。

小中学生の頃の日記は起きたことの羅列で何があったかということの確認ですが、日記という形にままとめていくと予期していなかったことが書いてあるなどそれなりに面白いものです。

小学校の頃、仲の良かったT君は今頃何してるんだろう?まだ元気にしてるかな?それとも歳から判断すると既に亡くなってしまっているかもしれないな…とか昔一緒に遊んだ頃の友人とのことが脳裏に浮かんでは消えていきます。

あと何日かかけてひと通り日記を読み終えたら、今度はアルバム帳を引っ張り出して、写真と日記の内容と突き合わせていってみようかな?等と考えているところです。そうすると文字で読んだだけの時と違ってもっといろんなことが立体的に繋がってきてより楽しいものになるのではないか(?)等と期待しているところです。

今回以降の後編は、この後タイミングを見てご紹介できる範囲で案内していきたいと思っています。それがいつになるか明確なことはいえませんが、関心のあるかたはご一読下さいますよう…(哲)

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