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お金の話

「世界の平均気温が2023年7月は記録上最高に」というニュースがあり、日本でも連日の夏日・猛暑日で、気温については話題にあがらない日がないくらいです。加えて台風6号が沖縄周辺に陣取って動きが鈍いものですから、宮崎はその影響で1週間以上雨が続いています。

我が家でも熱中症リスクを下げるために、暑さを我慢せずに昼夜エアコンを使うようにしています。そうなると、電気代がどのくらい上がるのかが心配ですが・・・。エアコンを新しく替えましたので、それほど高くならないのではと思っているところです。

コロナ禍を経て、最近は物価高が生活に大きな影響を与えていますが、生きるということは、一つにお金のことを知る必要もあると思います。

人(一世帯)が一生にかかるお金は2億.3億とも言われています。その人の価値観・環境などで必要な額も差が出てくるとは思いますが、何れにしましても多くのお金がかかるということです。

実際にお金のやりくりをする年齢といったら、20歳前後くらいからかと思いますが、その年齢になってから生活にかかるお金のことを考えるようになったのでは遅いのではないかと思うのです。

特に日本人の多くは、【親は子供にお金の心配をかけまいとして、家庭の金銭的な事情を子供に明かさないままにしている】ということを聞いたことがあります。日本の風習か何か分かりませんが、そうであるならば、せめて小学校の授業で、「世の中のお金の仕組みと流れ」についての教育を充実させてもよいのではないかと勝手に思っているところです。そして中学・高校からは証券会社からの講師を招いて、世界のマネー事情についての教育があってもよいとは思うのですが・・・(専攻科によってはあるのでしょうか?)

「お金がないと結婚できませんか?」

たまに「収入が少ないと結婚できませんよね?」と半ば断定的な言い方で質問をされる方がいます。

答えは、イエス・ノーどちらでもありません。

その方の価値観で前向きにも後ろ向きにもなれるからです。

収入が高くても、好きなことに散財をして不満な日々を送る人もいますし、逆に収入が低くても、上手にやりくりをして節約を楽しみながら生活をしている人もいます。

ところで、婚活を始めている方で、お見合い時に、いきなりお金(収入など)の話をする人は少ないと思いますが、将来のお金のやりくり(家庭の会計を一つにする・しない等)についての質問があってもよいと思います。また、交際しているカップルでしたら、婚約前にお互いの金銭的な考えを周知しているほうが無難かと思います。

ただ、気をつけていただきたいのは、お金に関したことで質問をして、お相手の回答が気に入らなかった場合でも、そのことがお相手のすべてではないということ。

お金(金銭感覚など)に関しては、双方の努力と知恵で共通する認識に導くことが出来るのではないでしょうか?これは、結婚後にもいえることです。

違った環境で育った男女が出会う訳ですから、金銭的な話に限らず、性格も含めて、相手を許容する気持ちを忘れてはいけませんね。

これまで何度かあった話ですが、付き合って間もないカップルがレストランで食事をして会計時に、「男性側がすべて出す」・「割り勘する」・「男性側が多く出す」などを選択する中で、結果「不満に思う・不快に感じる」方がいらっしゃいます。そうならないためには、事前にお相手とコミュニケーションを取って、「今日は割り勘にしましょう」とか「今日は私が出します」と口に出すのが良いと思います。

最初から上手にいかなくても、許容する心をもち、「ごちそうさまでした」「美味しかったです」と一言言うことで、お相手には思いやりが伝わり、またご自身の気持ちも明るくなるのではないでしょうか。

お金の話をタブー視しないで、現実を見ながら知恵を絞って努力し、助け合って明るい日常を送りましょう。

そのことが、婚活の助けにもなると思います。

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