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夏の思い出

車のラジオから流れる曲は、サザンオールスターズの「真夏の果実」。そんな時代。

職場の仲間男女6人で海水浴と夏キャンプを楽しむために笹川流れ(新潟県村上市)に向かいました。天候もよく絶好の海キャンプ日和です。

キャンプ用品は男性側が用意して、バーベキューなどの食材は女性側が用意をし、車2台で現地に向かって、着いたのは昼すぎになっていました。早速、岩と岩の間にある小さな砂地(すぐ前は海)に、みんなで協力してテントを張り、水着に着替えて海水浴を楽しみました。友人の一人が超ハイレグ水着を着ていたのをなぜか鮮明に覚えています。

バーベキューや花火をしたり、夜はテントでわいわい話が盛り上がっていました。夜も更けて、そろそろ寝ようとしていた頃、ポツポツとテントに何かがあたる音がしたので、外に出てみると雨が降り出していました。小雨でしたので、明日の朝には止むだろうと思い、皆そのまま眠ってしましました。

そして、早朝明るくなったころ、「ザザーン・ザザ・ザザーン」と波音が大きかったので、慌ててテントから出てみると、テントの端まで波がきていたのです!「波が来ているよ!!」と全員慌てて外に出て流されそうなものをかき集めて、砂まみれのテントをたたんで撤収し急いで高台のほうにあがりました。

当時、携帯電話などなく、天候はラジオで情報を収集するしかないのですが、前日の晴天で油断していたのかもしれません。

当時、もし私たちが水難にあっていても、近くの民家や公衆電話も遠かったので、状況が家族に伝わるのにはかなり時間がかかったかもしれません。

今は、お天気に関するアプリが沢山あり、タイムリーに細かく情報収集できますし、SNSや電話ができるわけですから、そういった意味では安心な時代かもしれません。

今年の8月の半分は台風(6号・7号)に振り回されています。

近年は台風の進路が複雑になってきているようで、1日で変わることもしばしば・・・。

宮崎県内でも線状降水帯による大雨で土砂崩れが起き道路が寸断されたり、住宅への浸水被害がありました。沖縄・九州各地で沢山の被害があったばかりですが、また7号の接近ですから、気が休まりません。

おそらく、日本人は生まれながらにして自然災害と深くかかわって生きているのだと思います。

国連防災機関が発表している国別の自然災害ランキング(2022年)では、1位:中国 2位:インド 3位:アメリカ合衆国 4位:インドネシア 5位:日本 6位:バングラデシュ 7位:ベネズエラ 8位:メキシコ 9位:フィリピン 10位:パキスタンとなっています。日本は毎年上位に位置しているようです。

世界で起きている自然災害も気になっています。先週8日未明に起きたハワイ州マウイ島での大規模火災の死者は現時点で100人近くに及んでいます。本当に見聞きするのも辛いです。

(緊急)連絡先の重要性

私達はいろんなところに緊急連絡先を登録しています。しかし、意外に、どこにだれの電話番号を登録したかをきちんと把握していないのではないかと思うのです。

もし自分が災害に遭って、第三者から家族・親戚・友人に伝えてもらわなければいけない状況の時に、どこにも登録していなければ、かなり大変なことになりかねません。

スマートフォンが普及して15年ほどになりますが、情報が即座に取れる利便性はあるものの、いざ、この宝のようなスマホをなくしてしまったら、人と人の連絡ツールが途絶えてしまうくらいの大事になってしまいます。

緊急連絡先(家族・友人・親戚)の電話番号は、スマホの中だけでなく、紙や手帳にメモしておく必要があるのでは?と考えます。記憶するのが一番手っ取り速いのですが、うっかり忘れることもありますから。

(あっ・・メモした紙や手帳を置いた場所を忘れたら大変ですけどね!)

最後に、素敵な夏の思い出をつくってください。

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