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ホルモンの話

新年度に入り、早2週間が過ぎました。この時期は慣れない環境に戸惑う人、無我夢中な人、新たな環境にワクワクしている人など、変化が多い時期でもありますね。

我が家はと言いますと、4代目インコのハッピーちゃんが“春”を迎えていまして…はっきり言いますと、発情期でいろんなものに話しかけては吐き戻し(はっぴぃラブげろ)をしたり、おしりを上げてフリフリしたりしています。インコの発情期は春と秋らしいのですが、ペット飼いですと部屋が温かいので3回~4回もあるのだとか・・・ハッピーの立場になったら、恋する対象のインコちゃんがいないので寂しいと思いますが、どうなんでしょうね。

人間には発情期という概念ありませんが、人間の持つ“ホルモン”(体の中の様々な働きを調節する化学物質。体全体を巡る血液に乗って、遠く離れた場所にある臓器や組織に運ばれ、その働きをコントロールする)には恋愛と関連付けできるものがあるのではないでしょうか。(ホルモン焼きのホルモンではないですからね💦)

【三大幸せホルモン】

人のホルモンは100種類以上もあるのだそうです。その中でも、脳内で分泌される神経伝達物質のうち、幸福感や心の安定に深く関わるとされる三大幸せホルモンというものがあります。

1. ドーパミン

  • 別名: 快楽ホルモン
  • 主な役割:
    • 意欲やモチベーションを高める
    • 目標達成時の快感や喜びをもたらす
    • 運動や好きなことをした時に分泌される

2. セロトニン

  • 別名: 幸せホルモン
  • 主な役割:
    • 心を安定させ、リラックス効果をもたらす
    • 睡眠の質を高める
    • 自尊心や幸福感を高める

3. オキシトシン

  • 別名: 愛情ホルモン
  • 主な役割:
    • 親子や恋人など、親密な関係を築く際に分泌される
    • 信頼感や愛情を感じさせる
    • ストレスを軽減する

これらのホルモンは、互いに関連しあって作用しており、バランスが整うことで、より深い幸福感を得られると言われているそうです。

また、これらのホルモンは生活習慣の改善で増やすことも出来ますし、投薬などで増やすことも可能です。

最近、この3つのホルモンに加えて、4番目にβエンドルフィンが挙げられています。これは、脳脊髄で生成されるホルモンで、モルヒネの数倍の鎮痛効果と幸福感をもたらす作用があるそうです。

【恋愛・結婚とホルモンの関係】

上記の3つの幸せホルモンに加えて、男性ホルモンと女性ホルモンが恋愛・結婚に関連していくのでは?・・と私は長年感じてきました。

個人差はありますが、女性の場合、20代~30代前半に婚活スタートする方が多く、男性は35歳前後から始める方が多いように感じています。結婚相談所に入会される方も同じく、女性は30歳前後~、男性は35歳前後~と女性の年齢のほうが若いです。推測されるのは、女性の場合、婚活と妊活を並行して考えるケースが多いからだと思います。男性の場合は、20代は仕事と収入がまだ不安定と感じているとなかなか婚活までは考えが及ばず、少し安定した30代半ばくらいから本格的に婚活を考えるようになるのでしょう。

男性ホルモン【テストステロン

精巣で作られ、男性の生殖機能や性欲を促進。また、筋肉や骨格の発達、体毛の成長、声変わりなどにも関与している

女性ホルモン【エストロゲン】【プロゲステロン

エストロゲン:卵胞の発育、子宮内膜の増殖の促進。また、骨や皮膚の健康維持、コレステロール値の調整にも関与している。

プロゲステロン:子宮内膜を妊娠に適した状態に整え、妊娠を維持する役割。また、乳腺の発達や基礎体温の上昇などにも関与している。

※活性型男性ホルモンとは体内の酵素によって変化した男性ホルモンで、ジビドロテストステロン(DHT)と呼ばれるそうです。これは、私も初めて知ったのですが、DHTは男性の一次性徴及び二次性徴を促すホルモンで、性器の成長、筋肉の増大、男らしい体つきへの変化、体毛の育成など、男性が男らしく成長するのはこのホルモンのおかげだということです。グラフで見ると、このDHT(ジビドロテストステロン)は20代後半からさがっていますので、個人差はあると言えども気をつけていたほうがよいかもしれません。

女性ホルモンのエストロゲンは、30代半ばから減り始めていきますので、もう一つの女性ホルモン(プロゲステロン)とのホルモンバランスを整えることが大切なのだそうです。

幸せホルモン【ドーパミン・セロトニン・オキシトニン・βエンドルフィン】それに、男性ホルモン【テストステロン】、女性ホルモン【エストロゲン】のことを知り、自分に足りないものがあったら、どのように生活改善すればよいかを考えてみるのもよいでしょう。

女性は男性ホルモンのことを、男性は女性ホルモンのことを少しでも理解して、お互いを思いやり、寛容になれば、今後の婚活に役立つかもしれません?ただ、初対面のお相手にホルモンの話はなさらないほうがよいでしょうね。

因みに、オキシトシン(別名愛情ホルモン)を増やすには

1. スキンシップを増やす

  • 抱きしめたり、マッサージをしたり、赤ちゃんを抱っこしたりすることで、オキシトシンの分泌が促進されます。
  • ペットとの触れ合いも効果的です。

2. 大切な人と過ごす時間を増やす

  • 家族や友人と会話したり、一緒に食事をしたりすることで、オキシトシンの分泌が促進されます。
  • 楽しい時間を共有することが大切です。

3. 感謝の気持ちを持つ

  • 周りの人や物に感謝の気持ちを持つことで、オキシトシンの分泌が促進されます。
  • 感謝の気持ちを言葉や行動で伝えるようにしましょう。

4. 適度な運動をする

  • 運動すると、オキシトシンの分泌が促進されます。
  • ウォーキングやジョギング、ヨガなどがおすすめです。

5. 質の高い睡眠をとる

  • 睡眠不足は、オキシトシンの分泌を減少させます。
  • 毎日7〜8時間の睡眠を心がけましょう。

6. バランスのとれた食事を心がける

  • オキシトシンの分泌を促進するような栄養素を積極的に摂取しましょう。
  • オメガ3脂肪酸、ビタミンB群、マグネシウムなどがおすすめです。

7. マッサージを受ける

  • マッサージを受けることで、オキシトシンの分泌が促進されます。
  • プロの施術を受けるのも良いですし、セルフマッサージも良いでしょう。

8. 音楽を聴く

  • 好き な音楽を聴くことで、オキシトシンの分泌が促進されます。
  • リラックスできる音楽を選ぶことがポイントです。

9. 瞑想やヨガをする

  • 瞑想やヨガをすることで、心身がリラックスし、オキシトシンの分泌が促進されます。

10. 新しいことにチャレンジする

  • 新しいことにチャレンジすることで、脳が活性化し、オキシトシンの分泌が促進されます。
  • 興味のあることに挑戦してみましょう。

今回は、私の興味からホルモンの話になりましたが、ハッピーちゃんの話に戻すと、ハッピーちゃんは私にはラブげろは出しません。私からはぐいぐい好き好きアピールはするのですが・・・

インコでも私のエストロゲンが無いに等しいことがわかるのかしら?

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