1月中旬といえば結構寒い時期だと思うのですが、どうやら今年の1月も暖冬傾向のようです。ここ数日の最高気温は3月並みとのことです。日中が温かいと、なんとなく平和な気持ちにもなりますが・・・今年も世界情勢は不安定な要素が沢山ありそうです。
2024年はアメリカ、フランス、ドイツ、中国などの主要国の大統領選挙が実施されます。個人的には全く関係のないような話なのですが、国のトップの考え方ひとつで戦争に向かうこともあるのが現実ですから、まわりまわって個人の生活に影響が出るのも現実として想定しておく必要があるかもしれません。
また、昨年から懸念されていた2024年問題(2024年問題とは、2024年4月1日からトラックドライバーの年間の時間外労働時間(残業時間)の上限が960時間までに規制されることによって生じる様々な問題の総称で、今後の物流業界に大きな影響を与える問題です。)でも今後どうなることかと心配です。
そして身近な問題と言いますか、懸念されているのが世界的なインフレで、日本でも2023年の物価少々率が2.5%と徐々に鈍化しているとは言われていますが、私自身もここ1~2年で身近なものの値段が驚くほど上がっていることを、家計簿をつけながら日々実感しています。
我が家は、毎月お墓参りに行き花を添えますが、2021年には一対の花束が1300円で買えたのが、現在は一対1600円~1700円になりました。とても良心的なお花屋さんでこの値段ですが、お正月時期にはスーパーの花束は値段もアップして量が少なくなっているという現状でした。
少し前までは、1~2年前からの物価の上昇に驚いていましたが、最近は少し慣れてきたと言いますか、鈍感になってきた感覚があります。
都道府県別の平均年収では、九州・沖縄の平均が373万円で宮崎の平均は365万円(男性403万、女性309万)とのことです。年齢や職種により収入は変わってきますが、これでもいくらか上がってきているようです。(doda調べ 2022年9月~2023年8月の1年間 )
私が東北の中小企業で正社員として働いていた32年前の年収が302万円ですから、30年以上も殆ど賃金の上昇がなかったと言えるかもしれません。(大手企業はまた別格ですが・・・)
それに、男女の賃金格差も日本にとっては大きな問題だと思います。上昇志向の女性起業家が増えているかもしれませんが、いろんな意味でまだまだ男女格差が大きい日本です。
2024年は始まったばかり。元日から能登半島大地震という大災害が起きてしまいましたが、これからは被災地の方々に寄り添いながら少しずつでも前に向いていけることを願っています。
今年楽しみなことと言えば、夏には夏季オリンピックがパリでありますし、また個人でも身近なイベントを楽しむことも出来ますから、少しでも明るい話題を増やしていけたらいいですね。
そして、一人で楽しむのもよいですが、二人・三人と沢山の人とかかわることでより楽しめるのではないでしょうか。
人と人が繋がっていることを大切にしたいものです。