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少子化を憂いて

先月末に以下の新聞記事を目にして、その日のテレビのニュースにもなっていました。

想定より早く進む少子化、昨年の出生数は8年連続で過去最少…婚姻90年ぶりに50万組割れ】

[厚生労働省は27日、2023年の国内の出生数(速報値)が過去最少の75万8631人だったと発表した。前年比5・1%減で、過去最少の更新は8年連続となる。婚姻件数は同5・9%減の48万9281組で、90年ぶりに50万組を下回った。婚姻数の増減は数年遅れて出生数に反映されることが多く、少子化は今後も進行すると予想される。(2/27読売新聞より)]

このような少子化・出生数の減少という記事は長年よく目にしているので、「この国は一体どうなっていくのだろう・・・」とますます不安になってきます。

宮崎県は出生割合でみた場合は、都道府県ランキングで3番目(196.5%)でした。九州ではベスト8に6県(長崎県、宮崎県、熊本県、佐賀県、鹿児島県、沖縄県)が入っていて、日本の中では九州は比較的子供が多いということです。理由としては、九州には大家族が多いことがあげられるとのこと。両親や兄弟が一緒に住んでいると、家族に子育てを助けてもらえ、第2子・第3子を育てやすいのだとか・・・(厚生労働省 人口推計 2022年より)

また、高齢化率(65歳以上の人口が総人口に占める割合)を都道府県別にみると、宮崎県は15位(33.4%)と高いほうになっています。(内閣府 令和4年版高齢社会白書より)

結婚相談所エントリーを開業した2004年に、新聞で「世界最速で進む日本の少子高齢化」という記事をみたのを今でもはっきり覚えています。少子化という言葉はもう35年前から聞いているし、国は2003年から少子化対策を講じているものの、実際には少子化は想定より加速しているのです。

【経済が良くなるといいですよね】

2024年春闘のベースアップは、多くの大企業が満額回答というニュースがありました。大企業は表向きは気前よく大幅な賃金のベースアップに応じていますが、内情は「優秀な人材確保(争奪戦)」ということもあるでしょうし、多くの企業で人手不足をどう補うかといったら、ある程度安心できる賃金を提示するしかないのでしょう。(しかし、企業の99.7%は中小企業ですから、この中小企業の賃金がどうなるかですよね・・・)

2024年新卒者の初任給が40万円(株式会社TOKYO BASE)というニュースも驚きでしたが、失われた30年でなかったら、これくらいの初任給でも驚くことはなかったのかもしれません。

最近では、日本の政府をはじめ、あらゆる分野で生成AIが活躍している現状があります。先日ドラマの相棒シーズン22でも右京さんがディープフェイクの被害にあっていましたね。

さて、生成AIは世界の少子化の流れに対して、有効な策を提案してくれるのでしょうか?

もしかしたら、私たちの未来はAIによって決められていくのでしょうか?

何か自分にもできることがあると信じていきたいものです。

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